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復興を託す“1票” 安達高で模擬投票、選挙の仕組み学ぶ
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県選管職員の立ち会いで、本物の投票箱や記載台を用いて行われた模擬投票=17日午後、二本松市・安達高
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二本松市の安達高で17日、参院選投票日を前に福島選挙区と比例代表の模擬投票が行われ、未来の有権者である高校生たちが、本県の復興や経済再生を候補者に託す“1票”を投じた。
模擬投票は、実際の選挙で使用される投票箱や記載台が準備された同校講義室で行われ、授業の中で新聞記事などを活用し選挙の仕組みや候補者の政策を学んできた1〜3年生が参加。県選管の職員や同校生が立会人などを務めた。
午後1時、投票管理者役の渡辺真奈美さん(1年)が「定刻になりましたので投票を開始します」と宣言。投票所一番乗りの土屋亮さん(1年)が投票箱が空であることを確認し投票がスタートすると、生徒たちが会場に長い列をつくった。土屋さんは「福島のことを考えてくれている候補に投票した。友達とも政策についてしっかり議論ができた」と笑顔を見せた。総有権者数223人中211人が訪れ、投票率は94.62%と関心の高さをうかがわせた。
授業を通して指導してきた杉内清吉教諭は「政治に興味を持ってもらういい機会になったのではないか」と振り返った。模擬投票を企画した県選管の菊地俊彦委員長は「選挙を身近に感じてもらえたと思う。今後もこのような取り組みを続けていきたい」と話した。
(2013年7月18日 福島民友参院選ニュース)
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