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復興への誓い新た 臨時国会、本県関係4議員が初登院
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「県民の思いを発言する」と語り、笑顔で登院ボタンを押す森氏
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臨時国会が召集された2日、7月の参院選で当選した本県関係議員が初登院した。福島選挙区で当選した森雅子議員(自民)と、比例代表で当選した佐藤正久(同)若松謙維(公明)山口和之(みんなの党)の3議員は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの本県復興に向けた議員活動に誓いを新たにした。
2度目の初登院となった森氏は少子化担当相として閣議に臨んだ後に国会入り。「復興は3年目に入り、厳しい道のりになる。風評被害と風化の二つの風、人々の無関心と闘っていかなければ」と語った。定数減となってから初の選挙区選出議員として「閣内、党内で県民の思いを発言したい」と決意を述べた。
同じく2期目の当選を果たした佐藤氏は「中国、北朝鮮からの挑発行為や主権侵害に対しての備えと、集中豪雨のような防災対策に政府の中で結果を出していきたい」と意気込みを語った。また、被災地復興について「原発事故の収束は1丁目1番地だ。政府が前面に出て事故収束に取り組む」と力を込めた。
参院議員として初登院した若松氏は「まずは福島復興に一日も早く全力を尽くしたい。復興税の流用問題にも取り組む。行財政改革は私のテーマでもあり、無駄のない行政にしていく決意」と思いを語った。「参議院のチェック機能はまだ弱いと思う」と、衆院3期の経験を生かした国会改革にも意欲を示した。
初当選の山口氏は、党所属議員らと国会正門から登院した。「医療、介護、リハビリテーションの未来に責任を持ちたい。誰もが安心して暮らせる社会をつくりたい」と抱負を述べた。震災当時は民主党衆院議員だったが、「世界のモデルになるような復興に向け、超党派で取り組んでいきたい」と表情を引き締めた。
(2013年8月3日 福島民友参院選ニュース)
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