円谷氏、衆院選立候補に前向き 自民の福島3区に要請
次期衆院選の自民党の福島3区候補者選考をめぐり同党福島3区支部は10日、中島村出身で千葉県柏市議の円谷(つむらや)憲人(のりひと)氏(31)に立候補を要請した。要請を受け、円谷氏は福島民友新聞社の取材に対し「政権奪還を目指す自民党が福島3区の有権者に選択肢を示さないわけにはいかない。(立候補に)政治家として意欲はある」と述べ、立候補に前向きな姿勢を見せた。
県連会長の岩城光英支部長代行や支部役員の県議が柏市内で円谷氏、地元後援者と会談、立候補を要請。会談に同席した関係者によると、後援者から慰留を求める意見が出され、結論は持ち越された。円谷氏は、立候補の是非を判断する時期について「地元後援者の理解が必要であり、その理解を求めたい。9月定例市議会中の市議辞職などは考えていない」と明言を避けた。
円谷氏は日大東北高、東洋大卒。フリーライター、元衆院議員秘書などを経て、昨年8月に柏市議に初当選し現在1期目。
(2012年9月11日 福島民友・県内選挙ニュース)
|