仁志田氏、3選出馬に意欲 伊達市長選
来年2月11日の任期満了に伴う伊達市長選で、現職の仁志田昇司氏(68)=2期=は26日、同市で開かれた市政報告会で「課題があっても伊達市を前進させていかなければならない。放射能対策で遅れた少子高齢化対策に今後力を入れていきたい」と述べ、3選出馬に強い意欲を示した。仁志田氏は福島民友新聞社の取材に対し「やるべき課題が残っている」と話し、9月議会にも正式に進退を明らかにする考えを示した。
同市は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に向け課題が山積している。仁志田氏は自身が掲げた少子高齢化対策などの施策も道半ばとみて、続投に前向きな姿勢を見せたとみられる。
同市長選をめぐっては、ほかに立候補を探る動きがあり、流動的な情勢。
(2013年5月27日 福島民友・県内選挙ニュース)
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