大内氏が出馬の意思 福島市長選、4人で選挙戦の可能性
任期満了に伴い11月10日告示、17日投開票で行われる福島市長選で、無所属の新人で福島市議の大内雄太(ゆうだい)氏(30)が立候補の意思を固めたことが7日、分かった。来週にも正式表明する見通し。大内氏は福島民友新聞社の取材に対し「子どもたちの将来のため、本当に困っている市民を助けるために立候補を決意した」と述べた。
同市長選には、いずれも無所属で現職の瀬戸孝則氏(66)=3期=と、新人で元東北地方環境事務所長の小林香氏(54)が立候補を予定している。このほか、共産党福島相馬地区委員会などでつくる「福島市政を明るくする会」が候補者の人選を進めており、4人による選挙戦の可能性が高まった。
大内氏は北海道小樽市出身。旭川高専卒。医療機器メーカー社員を経て2011(平成23)年の市議選で初当選し、1期目。
大内氏が今月30日までに辞職すれば、市長選と同日程で市議補選が行われるが、大内氏は立候補時まで市議を辞職しない意向のため補選の可能性は低いとみられる。
(2013年10月8日 福島民友・県内選挙ニュース)
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