湯田氏が正式表明 南会津町長選
来年4月29日の任期満了に伴う南会津町長選で、前職の湯田芳博氏(63)は17日、会津若松市で記者会見し、立候補を正式に表明した。
湯田氏は「東日本大震災の町の対応を見て、自分が町長だったらいろいろできた」と出馬を決意した理由を説明。「町が有する森林や再生可能エネルギーなどを活用し、少子高齢化などの課題に取り組んでいく。さらに新しい産業振興で町に活力をもたらしたい」と語った。
湯田氏は同町出身、田島高卒。県林業公社会津事業所業務課長を経て2004(平成16)年7月の田島町長選で初当選し、町村合併に伴う06年4月の南会津町長選で初代町長に就いた。10年4月の前回町長選に敗れた。
同町長選では、現職の大宅宗吉氏(64)も出馬を表明しているほか、水面下で立候補を模索する動きもある。
(2013年12月18日 福島民友・県内選挙ニュース)
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