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南相馬市長選告示 3候補の舌戦スタート

 9日告示された任期満了に伴う南相馬市長選はいずれも無所属で、再選を目指す現職の桜井勝延候補(58)、新人で元市議会議長の横山元栄候補(65)、元職の渡辺一成候補(70)が立候補し、それぞれ同市原町区で第一声を発した。舌戦を開始した3候補は沿道から声援を送った支持者らに政策を訴え、必勝を誓った。(届け出順)
 
◇桜井 勝延候補/賠償支援の専門部署設置
■第一声 南相馬から相双地域、日本を立て直していこう。子どもたちが安全に暮らせるよう健康管理を徹底し、差別の撤廃に向け賠償支援の専門部署を設ける。働く者が安心できるよう産業支援に全力を注ぎ、新しい南相馬をつくっていく。
走って支持呼び掛ける 
 南相馬市原町区栄町の選挙事務所で出陣式に臨み、小野田善光選対本部長、阿部知子衆院議員、高野光二県議、立谷秀清相馬市長らが激励。ガンバロー三唱で気勢を上げた。
 ランニングウエア姿となった桜井候補は事務所前の旭公園で第一声。選挙戦への決意や復興策を示し、支持者と握手を交わして選挙カーに乗り込んだ。初日は原町区と鹿島区を巡り、車から時折降りて沿道を走りながら支持を訴えた。
【桜井勝延候補】▽南相馬市原町区栄町3の74▽電話0244・23・5664▽選対本部長=小野田善光

◇横山 元栄候補/教育、雇用、医療を充実
■第一声 現状を何とかするため教育、雇用、医療を充実させたい。医療と介護の支援は若い世代が子育てするための最優先事項。教育で子どもに自信と夢を持たせたい。ロボット関連のセンターも誘致する。国の力を借り新しい南相馬市をつくる。
有権者に市政刷新訴え 
 南相馬市原町区旭町の選挙事務所脇で出陣式を行い、竹内雄一選対本部長、門馬重傚(しげのり)後援会長があいさつ。桜田義孝文部科学副大臣、亀岡偉民復興政務官、木原誠二外務政務官、元山古志村長の長島忠美衆院議員、加藤貞夫元県議会議長らが激励した。
 ガンバロー三唱の後、横山候補は支持者らと握手を交わして第一声。市政刷新を訴えた。この日は、選挙カーで小高区を除く市内全域を慌ただしく遊説した。
【横山元栄候補】▽南相馬市原町区旭町1の10▽電話0244・26・6861▽選対本部長=竹内雄一

◇渡辺 一成候補/ JR常磐線の全線復旧を
■第一声 市長に問われるのは、原子力災害でさまざまな困難を余儀なくされた母子や各種産業界の行く先に立ちはだかる壁を一つ一つ破る力だ。JR常磐線の全線復旧を成し遂げ、避難した若い人が古里に戻れるよう全力で南相馬市を立て直す。
小高区でも政策訴える 
 南相馬市原町区西町の西町公会堂広場で出陣式に臨んだ。柚原幸選対本部長は「市民が求めるのは復興のスピードと実行。古里の未来のため、先頭に立つ良いリーダーをつくらなければならない」と支持を訴えた。
 佐藤雅裕県議、但野幸一八沢干拓土地改良区理事長、山田雅彦市議が激励。渡辺候補が第一声を放ち決意を表明、支持者がガンバロー三唱した。この後原町、鹿島、小高の各区を一巡し、政策を訴えた。
【渡辺一成候補】▽南相馬市原町区西町1の48▽電話0244・26・7562▽選対本部長=柚原幸 
(2014年1月10日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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