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現職・佐藤氏に3選出馬要請へ 連合、盆明け民主と協議

 任期満了に伴い10月9日告示、26日投開票で行われる知事選で、現職の佐藤雄平氏(66)=2期=の支援を前提にする民主、社民両党県連、連合福島、無所属県議でつくる4者協議会は、佐藤氏に3選出馬を要請する方向で盆明けにも調整に入ることが12日、分かった。民主県連の亀岡義尚幹事長は「佐藤氏が進退を表明してから動く」と依然慎重だが、連合福島が同県連などに働き掛け、協議する見通し。
 佐藤氏の連合後援会も4者協の動向を踏まえて出馬要請の時期を模索する。佐藤氏周辺では中間貯蔵施設をめぐる国との交渉などを評価し続投を求める声が強まっており、沈黙を守る佐藤氏の進退判断に影響する可能性が高い。4者の枠組みは佐藤氏が初当選した2006(平成18)年と、前回10年の2度の選挙で佐藤氏の支持母体となった。佐藤氏は民主県連による意向確認などでも態度を示しておらず、他党も動向を注視している。
 関係者によると、佐藤氏への出馬要請をめぐり、民主県連は11日、郡山市で対応を協議した。ただ「明確に立候補を要請すべきだ」「出馬を決意すれば支援する方針で一致している。佐藤氏の意思を尊重すべきだ」と両論が挙がった。一方、社民党県連の小川右善代表は「決断を後押しするためにも出馬要請を急ぐべきだ」としているほか、無所属県議、連合福島も4者による出馬要請を強く求めている。後援会幹部も「出馬要請は政党が主導するのが望ましい」としており、周辺では4者の枠組みでの早期の出馬要請に動きが強まっている。
 民主、社民両県連などでは震災と原発事故後、県内原発の全基廃炉を国と東京電力に求め、福島復興再生基本方針の策定過程で国の財政措置の裏付けを取り付けるなどした佐藤氏を評価する意見が多い。
(2014年8月13日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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