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県内各党、知事選対応を本格化 佐藤知事が退任表明

 任期満了に伴い10月9日告示、同26日投開票で行われる知事選をめぐり、現職の佐藤雄平氏(66)=2期=が今期限りで退任する考えを表明した4日、県内各党は佐藤県政の継続か否かを焦点に、知事選への対応に向けた動きを本格化させた。
 佐藤県政を支える民主党県連の亀岡義尚幹事長は「佐藤知事に対する県民の期待が高まっていただけに(退任は)非常に残念」と勇退を惜しんだ。次の知事候補については「中間貯蔵施設の建設受け入れを判断し復興が目に見えてきた」として、県政継続を重視して選考を進める考えだ。過去2回の知事選で佐藤氏を支援した社民党県連の小川右善代表も「震災後の県民の痛みを最も知っているだけに、引き続き県政のかじ取りを担ってほしかった」と話した。
 一方、佐藤氏の進退表明を前に元日銀福島支店長鉢村健氏(55)の擁立を決めていた自民党県連の杉山純一幹事長は「(佐藤氏は)態度表明が若干遅い」と苦言を呈した。知事選の位置付けについては「復興に向けた大事な時期。新しい知事が復興をリードすべきだ」と県政刷新の必要性を強調した。
 政党間の垣根を越えて復興を加速化させるため、与野党相乗りを模索する動きも強まっている。共産党県委員会の久保田仁委員長は「既に立候補を表明している人を含め、オール福島で復興を進めるために大同団結を目指す」との姿勢だ。
 日本維新の会県総支部の本田朋幹事長も「党利党略ではなく、県民一丸となって復興のために働ける人材を」と知事像を語った。
 公明党県本部の甚野源次郎代表は「県政に一刻の遅滞も許されない。県民の期待に応える実行力のある知事を望む」と強調した。
(2014年9月5日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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