大阪入り後、調子を上げている横山＝尼崎市記念公園野球場

　聖光学院ナインは５日、兵庫県尼崎市の尼崎市記念公園野球場で初戦の開始時間に合わせ午前１１時ごろから約２時間にわたり練習を行った。
　この日は、打撃中心の練習に時間を費やした。フリーバッティングでは、縦に落ちるスライダーを中心に打ち込んだ。シートバッティングでは仲田浩人（３年）と横山貴明（２年）が登板。仲田は打者１３人に対し被安打４、横山は打者７人に対し被安打２の内容だった。

　斎藤監督も太鼓判
　横山貴明（２年）はこの日のシートバッティングに登板。切れのある直球をコーナーに投げ分け、主力級の打者から凡打の山を築いた。
　「大阪入り後、調子が上がってきている」と横山。斎藤智也監督も「投手陣の中で頭１つ抜け出てる。（好調時の）今春の選抜大会前の投球に戻ってきた」と横山のピッチングに太鼓判を押す。
　横山は甲子園でのマウンド経験がないが「あこがれのマウンドで自分の力を試したい」と初登板に意欲満々。
（２００８年８月６日　福島民友・高校野球ニュース）