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3度宙に舞う斉藤監督 ナインと勝利の喜び分かち合う

3年連続の甲子園出場を決めナインに胴上げされる斎藤監督

 閉会式終了後、聖光学院のベンチ前では、ナインが斎藤智也監督らに駆け寄って胴上げが始まった。斎藤監督は3連覇を達成したいわき市の空を見上げながら両手を大きく広げ、3度宙を舞い、優勝の感慨にふけっていた。斎藤監督に続き松本剛主将らも胴上げされ、ナインはともに勝利の喜びを分かち合った。

 ライバルに竹沢が感謝
 聖光学院の捕手竹沢大貴(3年)は、決勝に対しチームの勝利とは別に、特別な思いを抱いていた。
 東日大昌平の捕手大久保裕太(3年)は、野球を始めた小学校時代からのライバルで、県内をリードする2チームとして何度も対戦、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。「あいつがいたからここまで来れた」と竹沢は感謝する。
 その大久保が試合終了後、竹沢に駆け寄り「頑張れ」とひと言。「あいつの分まで勝ってきたい」。その思いを胸に、竹沢は甲子園に向かう。
(2009年7月26日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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