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高校野球福島大会、白熱の前半戦 1点差ゲーム9試合
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選手たちの練習の成果が凝縮されたクロスプレー。後半戦でも熱戦への期待が高まる
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第92回全国高校野球選手権福島大会は15日までに前半戦の日程を終了、3回戦進出の32校が出そろった。
第1シード聖光学院をはじめとするシード8校は評判通りの実力を発揮、順当に勝ち進んだ。前半戦56試合のうち、1点差ゲームは9試合と夏の大会らしい熱戦が見られた一方、コールドゲームが17試合と、実力差を感じさせる試合も目立った。
第1シード聖光学院、第8シード福島商のブロックでは、聖光学院が郡山商を大差で下して3回戦にコマを進めた。聖光学院の先発を務めた歳内宏明(2年)は毎回の13奪三振と好調ぶりを披露、打線も10安打と猛打を発揮して前人未到の4連覇へ好スタートを切った。ノーシード校で目立ったのがいわき光洋。エース小松兼也(3年)が参考記録ながら2戦連続の準完全試合を達成、今後の戦いぶりに注目が集まりそう。
第2シード東日大昌平、第7シード湯本のブロックでは、東日大昌平のエース引地航(3年)が学法福島を被安打4で完封、勝負強さを見せつけた。湯本は二本松工を破って3回戦進出、次戦で実力校の光南と対戦する。9点差で勝利して勢いに乗る光南と総合力の湯本の対決が見もの。
第3シード日大東北、第6シード会津のブロックでは、日大東北が相馬東を5−0で下した。日大東北の先発森真心(2年)は九回2死まで無安打投球、次戦は学法石川打線との激突が注目される。ノーシードながらも帝京安積は1、2回戦を10点差で勝ち上げっており、台風の目になれるか、会津との対戦で真価が問われそう。
第4シード双葉、第5シード会津学鳳のブロックでは、双葉がノーシード修明にサヨナラで勝利。次戦で対戦する小高工戦では、エース門馬秀仁(3年)の立ち上がりが鍵を握りそう。会津学鳳は3回戦で磐城と対戦する。1、2回戦とも無失点で勝利し波に乗る磐城だけに接戦が予想される。
(2010年7月16日 福島民友・高校野球ニュース)
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