「相双連合チーム」県高野連に申請 29日から練習開始
東京電力福島第1原発事故で、県外への転校などから部員不足に陥った双葉翔陽、富岡、相馬農の3高校は27日、第93回全国高校野球選手権福島大会に向け、県高野連に連合チームでの出場を申請した。
各校の監督や保護者が22日に会議を開き、連合チームの結成を決めた。県高野連は日本高野連に申請書を提出し、連合チームとしての出場が認められる見通し。チーム名は「相双連合」。メンバーは約20人。
連合チームは29日に小野高グラウンドで初練習を行い、チームとしてのスタートを切る。今後は週1回ほどの頻度で合同練習を行う予定。双葉翔陽の服部芳裕監督は「関係者へ感謝の気持ちを持ってやっていきたい」と話した。福島大会は7月13日に開幕する。
(2011年5月28日 福島民友・高校野球ニュース)
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