健闘を誓い喜多方の桜田昌弘主将と握手を交わす相双連合の遠藤主将（右）＝郡山市・郡山ユラックス熱海

　７月１３日に開幕する第９３回全国高校野球選手権福島大会の組み合わせ抽選会は２３日、郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれ、出場８７校の対戦カードが決まった。５連覇を狙う第１シードの聖光学院は、初戦となる２回戦で小野と対戦する。双葉翔陽、富岡、相馬農の３校で結成した連合チーム「相双連合」は初戦で喜多方と対戦する。
　シード校の数は例年より４校少ない４校。震災の影響で春季大会が中止となったため、秋季大会のみのポイントで決めた。抽選はシード４校を除く８３校で実施。支部ごとの予備抽選の後、各校の予備抽選と本抽選を行った。希望生徒による選手宣誓は学法福島の塩瀬竜主将（３年）に決まった。
　大会は１３〜２７日。前期は１３〜１７日の５日間。後期は２１〜２７日の７日間（２日間の移動日を含む）。郡山市の開成山球場をメーン球場に、延べ７球場で試合を行う予定。１、２回戦の使用球場は、対戦カード決定後に決める「球場後日決定方式」を採用しているため、２４日に発表する。３回戦の球場は前期終了後に決める。
（２０１１年６月２４日　福島民友・高校野球ニュース）