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▽1回戦
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福島商、逃げ切る エース左腕・服部、力投12奪三振
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【福島商―秋田中央】9回裏秋田商2死二、三塁、1点差に迫られなおも一打逆転の場面で、最後の打者を空振り三振に打ち取り、安堵(あんど)の表情を見せながらマウンドを後にするエース服部=こまちスタジアム
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最後の打者を空振り三振に仕留めた福島商のエース左腕服部誠也(2年)は、小さくグラブをたたいてマウンドを後にした。堂々とした足取りの中に浮かべた安堵(あんど)の表情が、最終回の苦しい投球を物語った。
味方打線が初回に先制すると、その後も好機を逃さず得点を重ね主導権を握った。服部は8回まで毎回の10三振を奪い、打たれた安打は4本のみ。相手打線を寄せ付けず完封を目前にした最終回のマウンドで、突如服部が乱れた。
先頭打者を四球で歩かせ迎えた1死一塁の場面。甘く入った球を左翼線に痛打され1点を返されると、服部は自身の送球ミスでさらに1点を失う。なおも2死二、三塁の場面、浮足立つ福島商ナインのもとに、伝令の湯川竣也(2年)が走った。「落ち着いて自分たちの野球をしよう」。湯川の一言で雰囲気が変わったと話す服部は気持ちを切り替え、冷静に後続を三振に打ち取った。
12奪三振2失点の力投にも「気持ちの弱さが出た」と服部。思わぬ辛勝も12年ぶりの初戦突破を果たした福島商ナインは次戦、山形第1代表の酒田南に挑む。
(2011年10月9日 福島民友・高校野球ニュース)
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