【大会展望】聖光学院、死角なし 各校6連覇を阻めるか
春の東北大会を連覇した聖光学院は、投打に盤石で大会6連覇に死角が見えない。聖光学院に各校が挑む構図が展開されそうだ。
第1シードの聖光学院、第8シード田島のブロックは、聖光学院が飛び抜けている。聖光学院は初戦で実力校の東日大昌平と対戦、戦いぶりに注目が集まる。安積―白河の伝統校同士のぶつかり合いも見逃せない。
第4シード尚志、第5シード福島商のブロックは、昨秋ベスト8の安達、光南が入った。原町、双葉、相馬農でつくる相双福島は光南と安積黎明の勝者と対戦。力を結集して挑む。
第2シードの学法石川、第7シード日大東北のブロックは、好投手の投げ合いが見どころ。勢いのある平工、いわき海星、会津農林など実力校がひしめき合う。保原―福島の同地区対決も見どころ。
第3シードの学法福島、第6シード若松商のブロックは、昨夏準優勝の須賀川が若松商と対戦するのをはじめ接戦が予想されるカードが多い。学法福島は春の県大会で敗れている湯本と対戦する。
春季県大会の上位校がシードを固めたが、ノーシード校の勝ち上がりにも期待したい。
(2012年6月22日 福島民友・高校野球ニュース)
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