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聖光学院、猛打で主導権 先制許した2回、すぐ逆転

聖光学院、猛打で主導権 先制許した2回、すぐ逆転

【聖光学院―学法石川】2回表聖光学院1死三塁、三ノ輪の左犠飛で三走関根が勝ち越しのホームイン。捕手丹治=あづま球場

 勝負強さが王者の真骨頂だ。史上初の6連覇を達成した聖光学院。決勝のひのき舞台で、全国で通用する聖光野球を遺憾なく発揮した。投打の歯車がかみ合った貫禄の試合運びを披露し、春夏連続で甲子園の切符を手に入れた。
 今大会初めて先制された聖光学院は、すぐさま打線が牙をむいた。2回、先頭打者の斎藤湧貴(3年)が中前打で出塁。犠打で送った後、関根涼(同)が内角の直球を逆らわずに左方向へ打ち返し、同点に追い付いた。後続の三ノ輪将人(同)も外角の直球を逆らわず、犠飛で一気に勝ち越し。三ノ輪は「思い切り振っていった。力投する岡野を楽にさせるためにも、点を取りたかった」と白い歯をこぼした。
 ここぞの場面で打線がつながった。3連打を含む5安打と打者一巡の猛攻。2回だけで学法石川のエース松本匠(3年)は38球も投じ、体力も奪った。斎藤智也監督は「なかなか打てないと思っていたが、子どもたちの集中力が神懸かっていた」と手放しで喜んだ。
 積極的な走塁も見事だった。安打を放った打者が送球間に次塁を陥れる姿勢は、王者の巧みな試合運びの神髄をのぞかせた。
 春の東北大会優勝に加え、今大会も猛暑の中でプロ注目の好投手を相次いで打ち崩し、ナインは一回り成長した。自信と誇りを携え、聖地でもVロードへ突き進む。
(2012年7月28日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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