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「単独チームで勝って校歌歌いたい」 部員減少の双葉翔陽
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「単独チームとして最後に校歌を歌おう」と誓い、練習に励む双葉翔陽ナイン
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東京電力福島第1原発事故の影響で、いわき市のいわき明星大にサテライト校を置く双葉翔陽。野球部員は3年生9人、2年生3人で、1年生はゼロ。夏の福島大会後に3年生が引退すれば、部員は3人となり単独チームでの出場は見込めなくなる。
服部芳裕監督(54)は2年生の入学時に「2年生までは単独チームでできるが、3年生の夏は難しいだろう」と伝えた。夏の大会後に他校と連合チームを組むか、休部するかは大会後に生徒と話し合うが、部の存続は厳しい状況だ。
練習は水曜日を除く平日に同大のグラウンドを借りて行っている。マシン練習や相手のいる形式での練習は、四倉で合同練習を行う土、日曜日に限られる。服部監督は「サテライトの少ない生徒数でチームスポーツの部活動を続けるのは厳しい」と頭を抱える。
エースの木幡凌君(3年)は「2年生がいなかったら出場は厳しかった。単独チームで勝って一緒に笑って校歌を歌いたい」と話した。
(2013年6月20日 福島民友・高校野球ニュース)
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