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“夢舞台”甲子園で中村一中・秋元君が始球式
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甲子園のマウンドに思いをはせる秋元君
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兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で22日開幕する第85回記念選抜高校野球大会の大会第2日(23日)第3試合で、相馬市の中村一中2年の秋元謙伸君(14)が始球式を務めることが6日までに決まった。
本県、宮城、岩手の被災3県の中学生3人が同日第2〜4試合に登場する。秋元君は同校野球部、相双地方の選抜選手でつくる相双選抜のエース。南相馬市原町区出身で、東京電力福島第1原発事故で会津地方などに避難し、同校に転入した。
秋元君は「甲子園はテレビでしか見たことがなく夢のような気持ち。野球が満足にできない環境にある人はまだたくさんいる。避難で不安だった僕を受け入れてくれた仲間や周りの人々への感謝を胸に全力で投げたい」と気合十分。身長179センチから自慢の直球を投げ込む姿を思い浮かべている。
(2013年3月7日 福島民友・高校野球ニュース)
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