グラウンドに元気に駆け出す聖光学院ナイン＝甲子園

　第８５回選抜高校野球大会（２２日から１３日間・甲子園）に出場する聖光学院といわき海星の県勢２校。聖光学院は１７日、兵庫県西宮市の甲子園球場で公式練習に臨んだ。前日大阪入りした、いわき海星は大阪府吹田市の万博記念公園野球場で地元高校と練習試合を行った。
 　午前１０時３０分から甲子園練習。ナインは３０分間、守備や打撃練習など精力的に各メニューをこなした。
　練習では特に走者を三塁などに置いた場面を想定したシート打撃に多くの時間を割いた。エース石井成（２年）や右腕の佐久間悠次（３年）がマウンドに立ち、主力組が快音を響かせた。このうち主砲の園部聡（３年）は、左中間や右中間の最深部に打球を飛ばすなど好調をアピールした。
　甲子園の感触を確かめた主将の伊藤颯（３年）は「小さい頃からの憧れの場所。ここでしっかり勝負できるよう準備したい」と初戦に向け、気持ちを高めていた。
（２０１３年３月１８日　福島民友・高校野球ニュース）