左中間に２本目の３点本塁打を放つ聖光学院の園部＝大阪府高槻市

　第８５回選抜高校野球大会（２２日から１３日間・甲子園）に出場する聖光学院といわき海星の県勢２校は１８日、聖光学院が大阪府高槻市の金光大阪高グラウンドで練習試合を行い、いわき海星は甲子園球場での練習が雨天のため中止となり、室内練習場で３０分間の練習に取り組んだ。
 　春２回、夏１回と甲子園３度の出場経験を誇る金光大阪（大阪）と練習試合を行った聖光学院は、延長１１回までもつれる接戦を１０―９のサヨナラで制した。
　逆転、再逆転の試合展開となった一戦。４番園部聡（３年）が３点本塁打を２本放つなど、打撃陣は本番に向けて順調な仕上がりをうかがわせた。
　一方、先発したエース石井成（２年）は直球の制球が定まらずに大乱調。
　四球を出して７回１死でマウンドを降りるまで１３安打、５四死球、９失点の内容で、初戦に向けて不安を残す投球となった。
（２０１３年３月１９日　福島民友・高校野球ニュース）