> 高校野球ニュースTOP > 春季高校野球ニュース
|
いわき海星、競り勝つ エース不在も大河原が初の完投
|
【いわき海星−会津学鳳】エースを欠きながら初戦を突破し、スタンドに駆け出すいわき海星ナイン=あづま球場
|
ハワイ沖での海洋実習に出発したエースで4番の鈴木悠太(3年)の不在も関係なかった。21世紀枠校として甲子園の舞台に立ったいわき海星ナイン。投打の柱を欠く中、県大会初戦を勝利で飾った。
初回に4点を奪って主導権を握ると、鈴木に代わりマウンドに上がった背番号5の大河原悠馬(2年)が粘りの投球を見せた。「甲子園に出たチーム。勝たせなくちゃいけない」
1週間前にフォーム改造に着手。球速は130キロ中盤から120キロ中盤に落ちたが、制球が安定した。「力を抜く」ことを意識したと大河原。142球を投げ抜き、チームを勝利に導いた。人生初の完投勝利。「悠太さんに『シード権を取ってこい』と言われた。少しでもシード権に近づきたい」。県大会のマウンドで大きな自信を得た大河原は、船上のエースに吉報を届けることを誓った。
(2013年5月17日 福島民友・高校野球ニュース)
|
|
民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
|
|
|
|