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▽決勝
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聖光学院、盤石のV4 猛攻、機動力で福島東から25点
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【聖光学院−福島東】試合終了後、完投した先発佐久間(左)と捕手蛭田がハイタッチ。大勝に笑顔を見せる聖光学院ナイン=あづま球場
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第65回春季東北地区高校野球県大会最終日は27日、福島市のあづま球場で決勝と3位決定戦を行った。決勝は聖光学院が序盤から猛打で圧倒、25−2で福島東を下し4大会連続6度目の優勝を果たした。聖光学院は県内公式戦の連勝記録を「86」に伸ばした。25得点は春季県大会決勝での最多得点。1979(昭和54)年の第31回大会で安積商(現帝京安積)が勿来工を相手に記録した16点を上回り、34年ぶりに記録を更新した。
東北大会出場を懸けた3位決定戦は小高工が延長10回の激闘の末、4−3で白河を退けた。小高工は12年ぶり3度目の東北大会出場。聖光学院、福島東、小高工の3校は6月6日から山形県で開かれる東北大会に出場する。組み合わせ抽選会は31日に開かれる。
聖光ナイン“気迫全面”貪欲にプレー
スコアボードに点灯する得点が10点、そして20点を超えても、聖光ナインは気迫を前面に打席に立ち、相手投手陣が必死に投げ込む球を打ち返した。部員160人の“常勝軍団”の激しいレギュラー争いが、28安打25得点という記録的な大勝につながった。
「試合に出ていない選手はハングリー精神があり、それが勢いとなった」と斎藤智也監督は振り返った。点差がどんなに開いても安打を、そして次の塁を貪欲に狙う選手の気迫がベンチの指揮官に伝わってきた。「控え選手もレギュラーと同じように活躍できる。それがチームのレベルアップにつながっていく」。8回から出場し、2打数2安打3打点の成績を残した背番号17の主将伊藤颯(同)の言葉は、選手同士のあくなき競争心が県内公式戦86連勝の原動力であることを示した。夏の福島大会の前哨戦は、常勝軍団の強さを際立たせて幕を閉じた。
(2013年5月28日 福島民友・高校野球ニュース)
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