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復興へ6785人熱走 いわきサンシャインマラソン
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震災の爪痕が残る港のコースを、復興への思いを抱きながら選手が激走。大漁旗がはためく沿道から、大勢の市民が選手に熱い声援を送った=12日、いわき市・江名港
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日本陸上競技連盟公認フルマラソン大会「日本の復興を『いわき』から−第3回いわきサンシャインマラソン」は12日、いわき市で開かれた。県内外から過去最多となる市民ランナー6785人が参加、東日本大震災の津波の爪跡が今も残る沿岸の街並みを駆け抜けた。沿道から大勢の市民がランナーたちの力強い足取りに復興への歩みを重ねるように声援を送った。
フルマラソンには3860人が出場し、大会会長の渡辺敬夫いわき市長の号砲でいわき陸上競技場前をスタート、強い浜風の中、津波で被災した江名地区や上り坂が難所の三崎公園など起伏に富んだコースを走り、小名浜港アクアマリンパークにゴールした。
総合男子は同市とマラソン交流を行っている米ハワイ州カウアイ郡から出場したタイラー・マッキャンドレス選手(米国)が2時間27分35秒で初優勝。総合女子は佐藤由貴選手(八戸市BT協会)が2時間54分41秒で初めて制した。佐藤選手は今年、カウアイ郡で開かれる「カウアイマラソン2012」に派遣される。
今回は参加料に義援金を上乗せしたチャリティーエントリーの部もフルマラソンに新設され、約600人が参加した。フルマラソンのほか10キロ、5キロ、2キロ、2キロ親子の4種目が行われた。
(2012年2月14日 福島を走る・福島民友ニュース)
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