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観光復活の起爆剤に 10月28日に柳津で「フルマラソン」
10月28日に柳津町で初めて開催される「赤べこ発祥の地会津柳津フルマラソン大会」。同26、27の両日、同町で開かれる「第10回全国門前町サミット2012in会津柳津」と合わせ、昨年の原発事故による風評被害払拭(ふっしょく)と新潟・福島豪雨災害からの復興に向け、観光復活の起爆剤として町や地元関係者らは期待を込める。
地元の体育協会役員やスポーツ推進委員など有志ら14人が実行委員会をつくり、今年2月ごろから構想を練ってきた。フルマラソン大会の企画、運営は初めて。手探り状態の話し合いの中、県内で各種マラソン大会に携わり、9月に猪苗代町で開かれる「磐梯高原猪苗代湖ウルトラマラソン」を手掛けるNPOうつくしまスポーツルーターズと緑豊かな福島路を走ろう会の遠藤勝男代表らの協力を得て、開催に必要な手続きを進め、全国門前町サミットとの同時期開催が実現した。実行委は今後、会津坂下署などと協議、安全対策を図るとともに、地元ボランティアなどを募り、万全の態勢を整える。
柳津総合運動公園をスタート・ゴールに、福満虚空蔵菩薩円蔵寺周辺や只見川沿いなどを駆け抜け、紅葉と同町の田園風景が楽しめる1周約21キロのコースを設定。2周するフルマラソンのほか、1周のハーフマラソンも用意した。参加者には、同町で使える温泉入浴券や商品券を参加賞として贈り、町の魅力に触れてもらうとともに、商店街の振興を図る。実行委員らは「紅葉が楽しめる時期で、コースはどのポイントからの眺めも素晴らしい。成功させて来年以降も継続したい」と意欲を見せる。井関庄一町長は「奥会津でのフルマラソンは初の取り組み。町としても全面的に協力したい」と話した。
(2012年6月15日 福島を走る・福島民友ニュース)
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