ゲストランナーに佐藤敦之 猪苗代湖ハーフマラソン
猪苗代町総合体育館カメリーナを発着点に10月21日に開催される「猪苗代湖ハーフマラソン2012」の実行委員会は31日、ゲストランナーに、北京五輪男子マラソン代表で、ハーフマラソン日本記録保持者の佐藤敦之を迎えることを決めた。また、「東京マラソン2013」に出走できるクオリファイドランナー(出走権獲得ランナー)枠に、同ハーフマラソン一般男女の出場選手の中から30人が選ばれることを発表した。
佐藤は、会津出身で、今年5月から練習拠点を本県に移し、2013(平成25)年の世界陸上男子マラソン代表入りを目標に練習に励んでいる。
同クオリファイドランナー枠は、同ハーフマラソン特別協賛で、東京マラソン2013チャリティスポンサーのゼビオと東京マラソンが、復興支援として決めた。同ハーフマラソン一般男女で、180分以内の完走者の中から30人が選ばれる。
同ハーフマラソンは、震災と原発事故による風評被害を払拭(ふっしょく)し、優雅な自然と美しい風土を発信しようと開催。猪苗代湖の環境保全にも配慮した大会を目指す。
コースは、国道49号、国道115号をメーンとした全長21.0975キロ。全13種目で実施される。
大会は福島陸上競技協会、福島民友新聞社、福島民報社、猪苗代町でつくる実行委の主催。県南陸協、会津陸協の主管。ゼビオの特別協賛。
参加料はハーフマラソンが5000円、中学生1500円、親子3000円(いずれも傷害保険料を含む)。問い合わせは、大会事務局(電話0242・62・5375)へ。
(2012年9月1日 福島を走る・福島民友ニュース)
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