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女子総合・エリーが大会新V いわきサンシャインマラソン
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【フルマラソン女子】笑顔でゴールする交流選手のブレット・ロマノ・エリー=アクアマリンパーク
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いわき市で10日、7555人が出場して開かれた第4回いわきサンシャインマラソンでは、距離、年代別に計32部門で優勝を争った。フルマラソン女子総合はブレット・ロマノ・エリー(米国)が2時間49分4秒で初優勝を果たした。
カウアイマラソン交流選手のブレット・ロマノ・エリー(米国)と、前回覇者の佐藤由貴(青森県八戸市)が序盤に抜け出し、一騎打ちのレース展開となった。
天候に恵まれ、2人は速いペースでタイムを刻んだ。中間点付近でコース最大の難所となるいわきマリンタワー付近の急激なアップダウンをこらえたエリーは、28キロ地点でスパート、佐藤を振り切った。その後も1キロ約4分のペースを守ったエリーは、余裕の走りで佐藤に3分17秒の差を付け、女子では大会初の2時間40分台の好記録をたたき出した。
エリー「また日本で走りたい」
観客に投げキスし、笑顔でゴールテープを切ったカウアイマラソン交流選手のブレット・ロマノ・エリー(米国)。女子では大会初の2時間50分を切る好タイムで制し、「ほかの選手も速かったけど、ベストを尽くすことができ、すごく楽しめた」と満面の笑みでレースを振り返った。
今回が初来日。レース前には大会コースを案内された。「津波で大きな被害を受けたと聞いた場所もあった。でも、建物が新たに建っていて、復興に向けて着実に歩みを進めている」と感じた。今後の目標は、今秋のカウアイマラソンで好成績を残すこと。「また日本で走ることができれば」。再びいわきで走る日を笑顔で誓った。
(2013年2月11日 福島を走る・福島民友ニュース)
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