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3市のランナーが635キロ走破 絆リレーマラソン

 白河市と埼玉県行田市、三重県桑名市の友好都市締結15周年を記念し、3市の市民ランナーがたすきをリレーでつなぐ「絆リレーマラソン」は2〜6日、白河から行田を経由し桑名までの約635キロで行われた。ゴールの桑名へ白河から鈴木和夫市長、高橋光雄市議会議長、和知繁蔵白河商工会議所会頭のメッセージも届けられ、友好が深められた。
 東日本大震災で被災した白河に、行田、桑名から寄せられた温かい支援へ感謝の気持ちを届けるとともに、3市の絆をさらに深めようと白河走ろう会、行田走友会が企画。白河走ろう会27人、行田走友会23人、桑名走友会13人の合わせて63人が参加した。
 初日は白河のランナーが白河市の城山公園を午前4時に出発し、行田までの23区間をリレー。2日目(行田〜神奈川県平塚市)から行田のランナーが、3日目(平塚〜静岡県島田市)から桑名のランナーがそれぞれ加わり、3市の市民ランナーがたすきをリレーしながら全行程を走り切った。ゴールの桑名では参加者の交流会も催された。
 副実行委員長で自身もランナーとして参加した大花務白河走ろう会長は「沿道からの声援が大きな励みになった」と振り返り、「参加者に事故もなく無事ゴールできた。感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。
 大花会長らは7日、白河市役所を訪れ、鈴木市長に完走報告した。
(2013年5月10日 福島を走る・福島民友ニュース)



 


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