声援を受け、県庁を出発する溝畑元観光庁長官（右）ら

　青森県八戸市から被災地を走り、１日に本県入りした「未来（あした）への道　１０００キロ縦断リレー」は２日、県庁をスタートし、溝畑宏元観光庁長官や県民らが郡山市までの約５０キロを駆け抜け、たすきでつないだ。
　スタートから９日目の２日は県庁でスタート式が行われ、内堀雅雄副知事が「復興とリレーは長い道のり、人とのつながり、前進の三つで共通している」とランナーを激励。お笑い芸人の三瓶さん（本宮市出身）や「チームキビタン」も応援に駆け付けた。スタート式後、溝畑元長官と県民らランナーは県庁を出発、市民の声援を受けながら笑顔で走った。
　同リレーは東日本大震災からの復興を後押ししようと、八戸市から東京都まで約７００人のランナーが１４日間にわたりリレー形式でたすきをつなぐ。３日は郡山市役所を出発し、いわき市まで駆け抜け、４日にいわき市から茨城県入りする。
（２０１３年８月３日　福島を走る・福島民友ニュース）