minyu-net

スポーツ ホーム 県内ニュース 連載 社説 イベント 観光 グルメ 健康・医療 購読申込  
 | 福島を走るTOP | 県内スポーツ | 高校野球 | ニュースカレンダー |
福島を走る
 > ニュース一覧
福島民友ニュース
たすきに“感謝込め” 飯舘中駅伝部が待望の再結成

たすきに“感謝込め” 飯舘中駅伝部が待望の再結成

新しいユニホームで練習する特設駅伝部の生徒ら

 「村のため、応援してくれる人のために走りたい」。東京電力福島第1原発事故のため福島市飯野町に仮設校舎を置く飯舘中が、震災後に活動を休止していた特設駅伝部を約2年ぶりに再開させた。震災後、同校への支援活動を続けるロータリークラブから28日に新ユニホームが届き、生徒らは支援への感謝を力に変え、9月4日に南相馬市で開かれる中体連相双支部大会に臨む。駅伝部の活躍には村民の期待も大きく、生徒らは復興の思いを込めたたすきをつなぐ。
 同校は震災後、川俣高の校舎を間借りしたため、部活動に取り組める環境になかった。昨年8月に仮設校舎が完成し、校庭や体育館など運動設備も整ったが、駅伝部は大会までの練習時間を確保できず大会出場を断念した。今年は震災以降、同校を支援する郡山アーバンロータリークラブ(RC)と、東京六本木RCから駅伝部のユニホームの贈呈が決まり、大会出場に向け7月中旬から活動を再開させた。新ユニホームは有名デザイナー小篠ゆまさんとクラロンスポーツが監修・製作。
 駅伝部は在校生のうち走りが得意な男子10人、女子12人で結成。2年ぶりの結成で大会出場経験者は全員卒業しており、生徒はこれまでの活動を知らない。生徒は各避難先から通学しており、かつてのように十分な練習時間は取れないが、大会を前に集中して練習に取り組んだ。
(2013年8月29日 福島を走る・福島民友ニュース)



 


福島民友新聞 購読ご案内

ご購読のお申込

会社案内
会社概要|▶支社・支局のご案内|▶窓の投稿
広告局のページ|▶福島民友愛の事業団
社内見学|▶移動編集局|▶民友メールアドレス

 民友携帯サイト
   NEWSmart

右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。

QRコード

福島民友新聞社
〒960-8648 福島県福島市柳町4の29

個人情報の取り扱いについてリンクの設定について著作権について

国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN