ゴールするゲストランナーの藤田敦史さん

　桃の里・伊達市を舞台に１日に開かれた第５３回伊達ももの里マラソン大会（実行委主催、福島民友新聞社など共催）には、全国から６３０２人が参加し、炎天下の中、力走を披露した。舞台裏では、約１０２０人のボランティアスタッフが大会運営に尽力したほか、物産展も同時開催され、選手たちをもてなした。
　ゲストランナーは、フルマラソンの前日本記録保持者で富士通陸上競技部コーチの藤田敦史さん（清陵情報高卒）。１０キロ部門に出場し、選手らをけん引。「ほぼ全力で走りました」と笑顔を見せ、各選手の力走をたたえた。
　出場は、第５０回大会に続き２回目。「人の温かみが感じられる大好きな大会。来るのが楽しみだった」と大会の魅力を語る。
　大会会場では、多くの来場者に握手や記念写真の撮影を求められた。レースの途中にも大きな声援が飛び交った。「皆さんに声を掛けられ、こちらが力をもらった。少しでも皆さんの“笑顔の手助け”ができるように、これからも頑張っていきたい」と話した。
（２０１３年９月２日　福島を走る・福島民友ニュース）