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女子・若松一“圧巻の連覇” 県中学駅伝、独走で盤石走り
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降りしきる雨の中、連覇を果たした若松一のアンカー坂内(3年)=西郷村台上コース
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第56回県中学校体育大会駅伝競走大会は2日、西郷村台上コースで行われ、男子は湯本一が5年ぶり3度目の優勝、女子は若松一が昨年の初優勝に続き連覇を果たした。若松一のアンカー坂内美月(3年)が8年ぶりに区間新記録をマークした。各地区予選を勝ち抜いた男女各36校が出場。朝から雨が降りしきるあいにくの天候となったが、女子の若松一は2区でトップに立つと、3区以降も1位を独走する盤石の走りで徐々に後続を引き離し、2位に1分14秒差をつける圧巻のレース展開を見せた。優勝した2校は12月14、15の両日、山口県で開かれる全国大会への出場権を手にした。優勝校を含めた男女上位3校は11月1、2の両日、岩手県で開かれる東北大会に出場する。
若松一アンカー・坂内が区間新
右手を高く突き上げゴールテープを切った若松一のアンカー坂内美月(3年)。区間最高記録を8年ぶりに更新する力走を見せ、「連覇の重圧はあったが、楽しく走れた」と笑顔を見せた。
「昨年は1年生がほとんどで余裕がなかった」と角田一昭監督。「今年はレース中でも声を掛けると笑顔で応えてくれた」と、精神面で成長した教え子たちの力走に顔をほころばせた。
昨年の大会を経験した門馬琴実(2年)、東条彩花(同)、坂内がチームを引っ張り、吹雪でも欠かさなかった毎日の練習が心身両面で選手を大きくした。昨年の選手が2人も抜けたが、おそろいのシューズでレースに臨むなど結束力を高め、互いを支え合い最後まで笑顔のレースを貫いた。「目標は全国制覇」と話す坂内。選手、保護者らチーム一丸で全国の舞台に臨む。
(2013年10月3日 福島を走る・福島民友ニュース)
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