南相馬市スポーツ復興祈念を冠した第２６回野馬追の里健康マラソン大会・第８回ウオーキング大会は１２月１日、同市原町区の雲雀ケ原祭場地を発着点に開かれる。年齢、男女別３５種目に約２４００人が出場し、市の復興を後押しする。
　コースはハーフ、１０キロ、５キロ、３キロ、２キロ、１．５キロ。避難生活を送る住民を励まし、市外の参加者には南相馬の魅力を知ってもらおうと、昨年に続き仮設住宅や景勝地周辺を通るようコースを設定した。同市と交流のある北塩原村、新潟県小千谷市、茨城県取手市など８自治体から小、中学生９１人が出場を予定する。
　特別招待選手として同市出身のトライアスロン選手西内洋行（３８）＝西京味噌＝がハーフ部門を走る。招待選手で日立製作所陸上部の吉崎佑（２０）と渡辺翔太（１９）、国士舘大陸上競技部の玉木章吾（２１）と斎藤将輝（１９）の各選手が１０キロ部門に出場する。
　当日は午前８時から雲雀ケ原祭場地東側でウオーキング大会、同９時から陸上競技場でマラソン大会の開会式を行う。祭場地北側で乗馬体験、競技場で豚汁の無料サービス、抽選会なども行う。
　３０日には南相馬市原町区のホテルで地元と８自治体の子どもが触れ合う交流会、関係者らが集うレセプションが開かれる。
（２０１３年１１月３０日　福島を走る・福島民友ニュース）