minyu-net

スポーツ ホーム 県内ニュース 連載 社説 イベント 観光 グルメ 健康・医療 購読申込  
 | 福島を走るTOP | 県内スポーツ | 高校野球 | ニュースカレンダー |
福島を走る
 > ニュース一覧
福島民友ニュース
陸上王国・福島の底力、6位入賞 都道府県対抗男子駅伝

陸上王国・福島の底力、6位入賞 都道府県対抗男子駅伝

区間2位の力走で6区・鈴木にたすきを託した5区・高本(左)=第5中継所

 広島市の平和記念公園前を発着点に19日行われた第19回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で、本県は4年ぶりの入賞となる6位に入り、「陸上王国・福島」の力を示した。優勝は長野で、2位埼玉、3位群馬と続いた。本県は1区の車田颯(学法石川高2年)が区間4位、2区の遠藤日向(郡山四中3年)が区間2位と好走し、優勝争いに加わった。一時は順位を12位まで下げたが、5区の高本真樹(学法石川高3年)の区間2位の走りで再び4位まで浮上。最終7区は主将の星創太(富士通、会津工高卒)が安定した走りで入賞圏内を維持し、ゴールした。

 高本、魂の走りで区間2位
 5区の高本真樹(学法石川高3年)は高校最後のレースで区間2位の走りを見せ8人抜き。総合順位を12位から入賞圏内の4位へ押し上げ、三浦武彦監督に「予想以上の走り。高本が走っている時に『優勝』の文字が頭をかすめた」と言わしめるほどの快走を見せた。
 「自分の区間で先頭に出たい」―。高本は昨年の全国高校駅伝1区で一時トップに立ち、区間5位の走りを見せたように、今回も攻め続けた。43秒差でトップを追う展開にも「1人で押した」と集中が途切れることはなく、トップとの差を27秒差に縮めた。第5中継点では6区の鈴木顕人(小原田中3年)に「楽に行けよ」と笑顔でたすきをリレーし、中学、高校のリーダーの役目をしっかり果たした。
 その高本は「座ると痛い」というほど背筋痛を抱えていた。しかし、「高校最後の福島県代表。しっかり走りたかった」と志願の出場だった。選手団コーチを務めた学法石川高の松田和宏監督は「息をすると苦しいほどの痛みだったが、強い責任感がある選手。必ずやってくれると信じていた」と“魂の走り”をたたえた。
(2014年1月20日 福島を走る・福島民友ニュース)



 


福島民友新聞 購読ご案内

ご購読のお申込

会社案内
会社概要|▶支社・支局のご案内|▶窓の投稿
広告局のページ|▶福島民友愛の事業団
社内見学|▶移動編集局|▶民友メールアドレス

 民友携帯サイト
   NEWSmart

右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。

QRコード

福島民友新聞社
〒960-8648 福島県福島市柳町4の29

個人情報の取り扱いについてリンクの設定について著作権について

国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN