福島市内に入ったミュージシャンの鈴木さん（左）

　日本最南端の沖縄県波照間島から日本最北端の北海道宗谷岬を目指す総行程約３３００キロの「日本縦断マラソン」に挑戦しているミュージシャン、鈴木健司さん（３１）＝埼玉県所沢市＝は４日、走り始めてから約１７９０キロ、６５日目で福島市に入った。
　鈴木さんは、これまでＣＤ製作や音楽ライブなどのチャリティーを通して、売り上げの一部を義援金として本県のボランティアサークルなどに贈ってきた。今回のマラソンは、今年３月１日からスタートした。
　本宮市から福島市内に入った鈴木さんは「日本縦断でつながった人たちに、これまで感じたことや見たことを届けたい」と話した。初めて本県を訪れた感想については「常に沿道から温かい声援を受けた」と述べた。
　鈴木さんは、自転車伴走者の山田安希子さん（２８）と共に６月１０日のゴールを目指して走り続ける。
（２０１４年５月８日　福島を走る・福島民友ニュース）