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学法石川が男女で連覇、男子6人が区間賞 県高校駅伝
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【男子】人さし指を挙げゴールする学法石川のアンカー林=猪苗代町総合体育館前
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全国大会出場を懸けた男子第59回、女子第32回県高校駅伝競走大会は15日、猪苗代町総合体育館(カメリーナ)前を発着点とする男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロで行われ、学法石川が2年連続男女で優勝した。男子は4年連続6度目、女子は2年連続2度目の優勝。学法石川は12月21日に京都市で開かれる全国大会に出場する。男子は43校が出場。学法石川は7区間で6人が区間賞の安定した走りで4連覇を果たした。23校が出場した女子では学法石川が追いすがる田村を2秒差で振り切り、連覇した。
男女の上位各5校は11月6日に岩手県花巻市で開かれる東北大会に出場する。男子は全国大会が記念大会のため、東北地区に1校の特別出場枠が割り当てられる。各県の優勝校を除く出場校の中で最上位になれば、「都大路」への出場権が与えられる。
抜群の安定感で4連覇
学法石川は7区間のうち6区間で区間賞を獲得、抜群の安定感で4連覇を達成した。アンカーの林尚範(3年)は右手を高々と突き上げてゴール。仲間の歓喜の輪に加わり、「エース不在のチームだが、まとまりで勝つことができた」と笑顔を見せた。
昨年は「都大路」で8位入賞。新チームはこれを超えるため「日本一」を目標に掲げた。しかし、選手たちは一体感を欠いた。トラック競技が好成績でも駅伝で結果を出せなかった。林は「駅伝で身勝手な走りをしてしまっていた」と当時を振り返る。「このままではいけない」。選手間でミーティングを重ね、練習や生活態度を見直した。
今大会は勝負に徹した。流れを作ったのは1区の車田颯(3年)。残り約4キロで田村の戸沢奨(3年)に仕掛けられたが「今は力をためる時」と冷静に分析。逆転し、1位でたすきを渡した。2区以降もリードを保ち優勝したが、目標タイムには届かなかった。「まだまだ通過点」と松田和宏監督。車田は「それぞれの力をもっと上げ、全国の頂点を目指したい」と意気込む。
(2014年10月16日 福島を走る・福島民友ニュース)
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