欠点を克服し五輪に備えたい/高野ヘッドコーチ
28日から県内での最終合宿に入るモーグル五輪代表。高野弥寸志ヘッドコーチは「W杯を見れば、何をすべきかは明確。欠点を克服して五輪に備えたい」と話した。附田については「エアの前後」、遠藤は「セカンドエア」を重点に取り組み、バンクーバーへの調整を進める。
五輪会場のサイプレスマウンテンは「つかみ所のないコース」という。それだけに「100%では勝てない。100%以上の滑りでミスをしないことが表彰台の条件」とみている。湿気を含んだ雪質は「日本人に有利」。高野ヘッドコーチは「選手それぞれの思いは違うが、後悔の残るレースはしてはいけない。チーム一丸となって全力プラスアルファを出したい」と決意を語った。
(2010年1月28日 福島民友ニュース)
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