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心地よい川のせせらぎ |
尾瀬国立公園・尾瀬地域に入山する前の事前学習や時間的に尾瀬まで行く余裕のない人たちのニーズに応えるのが8ヘクタールの広大な面積を誇る「ミニ尾瀬公園」。春はミズバショウ、夏はニッコウキスゲ、秋は草紅葉などと、尾瀬に咲く四季折々の花々を気軽に観賞できるウオーキングパークだ。
園内は湿原エリア、山里山野草エリアに分かれ、散策用の木道、川に滝などが整備、再現されている。植物を観賞するだけでなく、ここ数年の健康ブームで1周約2キロの外周を歩く人たちが増えてきた。徒歩で約40分、川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくりと尾瀬の気分を満喫できる。裏道には森林浴に最適な環境が広がる。
遠くに東北最高峰の燧ケ岳を眺めることができる。園内はバリアフリーで、お年寄りでも赤ちゃん連れでも安心して入園できる。
ノルディックウオーク指導員の星貴博さんは「足への負担も少なく歩きやすい。誰もが尾瀬そのものの素晴らしさを体験できるはず」と魅力を語る。
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◆ メ モ ◆
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ミニ尾瀬公園の開園は4月下旬〜11月中旬。入園料(9〜11月)は大人200円、小、中学生100円。公園だけで物足りない人は、桧枝岐川の上流に整備された「尾瀬自然観察の森遊歩道」を歩いてみるのもいい。冬期間は閉園するが、村ではノルディックスキーやスノーシューを貸し出しており、雪上を歩いてみても楽しい。
【問い合わせ】尾瀬桧枝岐温泉観光協会=桧枝岐村字下ノ原887の1(電話0241・75・2432)
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(2010年9月9日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
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