いよいよ湯守(ゆもり)がこなす仕事の本番がやってきた。源泉から二本松市の岳温泉の温泉街まで約8キロにわたって湯を通す「湯樋(ゆどい)」を保守管理する湯守。最大の使命である湯の花との格闘に挑む。(報道部・弥永真依) 温泉成分が沈殿などし、湯樋にこびり付いた湯の花を取り除き、お湯の流れを止めないようにする。人間でいうと血管が詰まってしまう状態が起きないように、週に1度掃除しなければならない。 作業...
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