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純米大吟醸「富岡魂」の新酒発売 今回で5年目

2025/01/09 08:45

純米大吟醸「富岡魂」

 富岡町のまちづくり会社「とみおかプラス」は8日、町内で生産した酒米を使った純米大吟醸「富岡魂」の新酒を発売した。復興へと進む富岡の不屈の精神を商品名に込め、町の魅力発信につなげる。

 2021年1月に販売を始め今回で5年目。同町の農家渡辺伸(のぼる)さんが県のオリジナル酒造好適米「福乃香(ふくのか)」を栽培した。二本松市の人気酒造が720ミリリットルで1550本分を醸造した。

 新酒発表会・試飲会が同日、町内の「さくらモールとみおか」で開かれた。とみおかプラスの大和田剛代表理事が「この酒は挑戦を続ける富岡の人々に宿る不屈の精神のたまものだ」とあいさつ。山本育男町長が「口当たりの良い酒。ぜひ飲みながら富岡魂を感じてほしい」とPRした。ラベルの題字を手がけた郡山市の書家千葉清藍さんらが出席した。

 火入れと生酒があり、価格は720ミリリットルで3千円。火入れのみ300ミリリットルがあり価格は1500円。とみおかプラス、町観光協会で販売する。問い合わせはとみおかプラス(電話0240・23・6919)へ。

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