• X
  • facebook
  • line

【7】恩師の言葉指標に進む 起業家・久田雅之

2024/05/27 15:00

  • 有料記事
大学院博士課程を修了した際の写真。右は指導教官のAlexander G Belyaev先生。博士課程の3年間は土日もなく、ひたすらコンピュータに張り付く日々だった

 大学院に進む際に、実は会津大ではない別の大学院に編入しようかと考えていた。会津大で学ぶことがきつくて、落ちこぼれていくのではないかと不安になったのだ。当時専門的に取り組んでいた動作解析の研究ができる編入先を探したら東京農工大や横浜国立大などがあり、一度は選択肢に挙げたのだが、その時に道を開いたのはやはり恩師の言葉だった。 国井利泰先生がちょうど学長を退任される1997年3月ころ、「選択肢がいくつ...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line