全国高校総合体育大会(インターハイ)の決勝はお客さんも詰めかけ、会場には緊張感が漂っていた。ただ、マットに足を踏み入れてからは集中できた。狙うはもちろん優勝だ。 相手は浦安高(千葉県)の選手。65キロ級では「第一人者」と評された実力者だった。一方、私は「無名だが勢いのある選手」という評価だった。試合では自分が優位に試合を進めている感覚はあったが、中盤までポイントは互角。終盤で何とか突き放し、県勢...
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