４酒蔵のお薦め日本酒飲み比べ　二本松酒まつり、ワインやカクテルも

　二本松市４酒蔵の銘酒を一堂に集めた「二本松酒まつり２０２５」は１５日、同市の二本松御苑で開かれた。日本酒を愛飲する市民ら約３００人が２０２４醸造年度産の新酒をはじめ、各蔵元お薦めの日本酒などを飲み比べた。

　二本松商工会議所の主催、福島民友新聞社などの後援。市内の地酒の普及とブランド化が狙い。参加したのは奥の松酒造、大七酒造、檜物屋酒造店、人気酒造の４酒蔵と市内のワイナリー「ふくしま農家の夢ワイン」。来場者たちは各ブースを回り、城下町二本松が誇る４酒蔵自慢の酒を心行くまで堪能した。また夢ワインも赤白の各ワインを提供したほか、日本酒を使ったカクテルも振る舞われた。

　菅野京一会頭があいさつ、三保恵一市長がお祝いの言葉を述べた。二本松物産協会長・清酒部会長を務める太田英晴副会頭の発声で乾杯した。お笑いコンビ「パチッコリン」のお笑いステージなども行われ、会場を盛り上げた。

　まつりに先駆け、県日本酒アドバイザーの鈴木賢二さんが講師を務め、「ふくしまのお酒について」と題した日本酒講座を開催した。