ファミリーマート(東京都)は、県産モモ「あかつき」や「まどか」など計5種類を使った2商品を販売する。13日からアイスバー「とろける食感 ぎゅっと桃」(198円)を全国1万6200店舗、6月27日から新商品「桃のスフレ・プリン」(380円)を東北地方の約1260店舗で数量限定で販売する。
アイスバーは2023年から販売しており、人気を集めている。3年目を迎えた今回はモモのストレート果汁の比率を増やし、モモのみずみずしい味わいを実現。濃厚なモモの果汁層ととろける食感のジェラート層の2層で仕立てている。
新発売の「桃のスフレ・プリン」は滑らかなプリンにふわっとした食感のスフレ、ヨーグルトホイップやモモのソースを組み合わせたスイーツで、食感や味わいの変化を楽しめる。
発売に先立ち、同社の松平佳樹地域代表(北日本)やモモを提供した生産者4人が12日、県庁に内堀雅雄知事を訪ね、商品をPRした。松平氏は「収穫時期に出た規格外のモモも使用している。(商品を通して)持続可能な農業に貢献したい」と述べた。生産者のうち、伊達果実農業協同組合の佐藤邦雄さんは「福島県のモモのPRにつながる」と期待を寄せた。