小野町と田村市にまたがる高柴山(884メートル)のヤマツツジが色づき始めた。小野町役場によると開花は5~7分咲きまで進んでおり、今週末にかけて見頃を楽しめる見通し。
見頃には約3万株のヤマツツジが咲き誇り、山頂一面が真っ赤な花で埋め尽くされる。山頂からは、阿武隈高原の大パノラマを楽しむことができ、春のツツジから秋の紅葉シーズンまで楽しめるハイキングスポットとなっている。
高柴山のヤマツツジは明治末期から昭和初期に馬の放牧地として利用され、馬が新芽を食べたことからツツジの大群落が形成されたといわれている。25日には山開きが行われる。