白河市の山口こうじ店は、米こうじが持つ発酵の力を利用した「発酵シュガージャム」を発売した。砂糖不使用で、米こうじがカボチャやイチゴなど食材本来の甘みを最大限に引き出している。
同社は多数のこうじ菌を扱い、甘酒を開発していく中で砂糖と同程度の甘みを実現し、米こうじを使ったジャムを開発した。
発酵シュガージャムは、米こうじ由来の食物繊維を含んだ優しい味わいのジャム。糖度は60度を超えており、砂糖に引けを取らない甘さを誇る。県産、国産の食材を使用し、あんこ、かぼちゃ、さつまいも、いちご、ももの5種類のジャムを販売している。
同店の山口和真専務は「米こうじの持つ優しい甘さをぜひ味わってほしい」と話す。1個600円。同店、同店のオンラインショップで販売している。問い合わせは同店(電話0248・34・2728)へ。