郡山市は連携協定を結ぶタイのランシット大と共同で、こおりやま広域圏内の企業3社の商品を活用したタイ料理のレシピ6品を開発した。市がタイの販売店で実施予定の商品の試食販売などで開発レシピを利活用し、販路開拓につなげる。
レシピ開発に活用したのは、参加を希望したアルファ電子(天栄村)の「う米めん」、郡山製餡(郡山市)の「andcoro(あんころ)」、宝来屋本店(郡山市)の「あまざけ」の3商品。ランシット大調理学部専任講師のティーラガンヤー・タンスワンランシーさんが商品ごとに2種類のタイ料理レシピを開発した。
う米めんは、焼きそばの一種のパッキーマオガイとタイ発祥の焼きそばのパッタイでの利用を考案。andcoroは、タイの白玉団子のカノムコーやココナツミルクベースの伝統的菓子カノムクロックで活用する。あまざけは、ココナツミルクと寒天ゼリーのウンガティに使用し、タイ風サラダドレッシングの原料にも利用した。
各商品や開発レシピへの問い合わせはアルファ電子(電話0120・400・106)、郡山製餡(電話024・943・5200)、宝来屋本店(電話024・943・2380)へ。