吉田富三記念館の企画展「吉田富三と浅川の花火」は2日、浅川町の同記念館で始まった。同町出身で世界的ながん研究者の吉田富三(1903~73年)が花火への思いをつづった随筆などを紹介している。31日まで。
同町では例年8月16日に「浅川の花火」が開かれる。吉田は無類の花火好きで「殊に花火を作って打ち上げて遊ぶことが好きであった」と述べている。
企画展では吉田の随筆をはじめ、花火の歴史に関する町史の記述、考察などを紹介している。併せて近年の「浅川の花火」のポスターも展示している。
時間は午前9時半~午後4時。入館料は大人400円、高校生250円、小中学生無料。月曜日と第2、第4日曜日は休館。問い合わせは同記念館(電話0247・36・4129)へ。