日本サッカー協会(JFA)は16日、東京都内で日本サッカー殿堂入りを果たした元女子日本代表監督の高倉麻子さん(57)=福島市出身=ら6人の掲額式典を行った。
JFAの宮本恒靖会長から記念プレートを手渡された高倉さんは「日本女子サッカーリーグをつくってくれた方たちに感謝しかない。これからもなでしこジャパンを応援していく」と思いを新たにした。
高倉さんは福島三中、福島成蹊女高、和光大卒。1985年に読売(現日テレ東京V)に加入、中心選手として活躍した。女子日本代表には16歳でデビュー、2度の女子世界選手権(現女子ワールドカップ)や96年アトランタ五輪に出場した。現役引退後は年代別の女子日本代表監督を歴任し、2016~21年には男女を通じてフル代表初の女性監督として、なでしこジャパンを率いた。