会津の秋の風物詩「会津まつり」が19~21日、会津若松市の鶴ケ城などで開かれる。メイン行事の会津藩公行列は20日に行われ、約600人が市中心部を練り歩く。
藩公行列は鶴ケ城を発着点にした約7.5キロのコースで開催される。参加者は会津を治めた歴代領主や武者、姫に扮(ふん)して行進し、歴史絵巻を繰り広げる。NHK大河ドラマ「八重の桜」で主人公の山本(新島)八重を演じた俳優の綾瀬はるかさんが特別ゲストで参加する。綾瀬さんは2014年から、新型コロナウイルス禍で市が招待を見送った21年を除いて毎年まつりに参加しており、今年で11回目となる。
市中心部では、まつりの準備が進められている。藩公行列のコースになる北出丸大通りや神明通りには「会津まつり」と書かれたのぼり旗が並んでいる。
問い合わせは会津まつり協会(電話0242・23・4141)へ。